専門用語

算命学

律音

自分の命式に同じ干支が複数あるものを律音(りっちん)と言います。

特殊な運勢の一つで、規律や自律などを定める事で

『生き方を定める事』で運勢が開花すると言われて、

後天運で巡ってくる干支が同じでも律音といいます。

宿命に律音を持っている人…

決して器用ではないけれど、これだ!というものが見つかったら、そこに邁進していきます。

そのパワーは、一度決めたら最後までやり通す根気強さがあり、専門分野を深く追求していきます。

ただし、

活動範囲は狭く、進むスピードはゆっくりなので、結果がでるまで焦らず確実な一歩を根気よく

積み重ねていく事が重要になります。

一度、道を定めると後戻り出来なくなるので、興味本意であれやこれやと手を出すと

二兎追うものは一頭も得ずになってしまう可能性があるので注意しましょう。


音楽家や職人、芸事など1つの事を極めていく事に向いていますよ!




物事には表と裏がありますが、柔軟な考えが出来る器の持ち主でもあるので

本来、本音を隠して建前で言う事が多い状況の中で律音の人は割とあらゆる場面で

本音を言ってしまう等、周囲から浮いてしまう事もあります。

周囲の人は、言葉と行動がチグハグだと誤解されてしまう一面もあります。


芸能人では、天海祐希さんや長渕剛さん、羽生善治さん、ゆりあんレトリーバーさん他

多数いらっしゃいます!


納音

天干が同じで地支が冲の場合を納音(なっちん)と言います。

六十干支を一周とすると、丁度半分の場所で、生まれた年を1とすると30番目の場所の事です。

隠されている本性と言われています。

壬  壬  庚         辛  乙  辛       癸  丙  丙

申  寅  辰         亥  丑  巳       未  午  子

上記のような干支ですね!


字のごとく、音が納まるという事なのですが『ここまで』という枠があって、

その枠の中で行動するという事も言えます。

その性質から手堅く、用心深いという印象で一歩一歩人生を歩む人と言えます。

音を音で相殺する事で物事が停滞しているようにみえ、慎重な人と言えますね!

命式内にあっても、後天運で巡ってきても作用は同じです。

命式内に納音がある場合は、どの柱にあるかによって解釈が変わります。

天中殺の期間に納音が巡ってくる場合は注意が必要です。

車でいえば、アクセルとブレーキを同時に踏んでしまうような現象になります。

無茶をせず、積極的に裏方に回るようにしたり

悪い習慣をやめたり、いい意味で自立したり、これまでの生き方の方向転換と考えて

過ごすと良いでしょう。




有名人では、小池百合子さん、小泉進二郎さん、松井秀喜さん、本田宗一郎さん等

人の為に、努力の人と呼ばれる方が多いのもうなずけます。

土用

土用(どよう)とよみますが、五行の中の一つなのですが

四季の繋ぎ目に配当されています。

十二支→丑、辰、未、戌 の事です。

土は大地とみて太陽がどの位置にあっても不動であって不活動ですね!

大地があって全ての万物は存在すると言われ、木も水も火や金も土があって初めて存在し

四季が循環しています。

土は他の五行に従って相を変えていく特徴を持っていて、会社で言う所の中間管理職のような存在。

後天運で土が巡ってきた場合、旺の支に引っ張られその作用が変わる事があるので

占技には注意が必要になるので注意が必要ですね!


土の地支が揃うと、何かのきっかけになったりする事があると言われていますが

人それぞれの命式や循環によって変わります。

格式

格式とは命式の特徴を分類するもので、運命の価値観を示すものです。

格式は命式の全体像で千差万別なので、例え同じ格式でも今の環境で努力しないと

将来の格式の上位は危うくなるという事で、人は環境から離れて生きる事が出来ないので

努力の上に成り立つスペックの事です。

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